SwitchBotって何?
購入価格 2個セット3,025円 (2023.11.22 Amazonタイムセール)
詳しい内容は説明してくれているサイトが沢山あるので割愛しますが、本製品は家電製品とコンセントの間に噛ませることで、スマホから家電の電源をオン/オフしたり、スケジュール機能で指定した時間にオン/オフするような製品になります。ジャンルとしてはスマートプラグと呼ばれています。スマホとの接続は無線LANかBluetoothになります。この製品、消費電力も測定出来るので、今回その機能を使ってPCの消費電力を測定してみます。ちなみに製品名はミニが付いているタイプです。ミニが付いてないほうは物理的に製品がカチっと動いて、家の電気のスイッチを押すような構造になっています。
基本情報
プラグミニ専用アプリをダウンロードして、無線LANかBluetooth接続します。
認識されると以下の様な画面になります。電源ボタンのアイコンを押すとプラグのオンオフ、白抜き部分を押すと詳細画面になります。
![SwitchBotデフォルト画面](https://joylog.jp/wp-content/uploads/2024/01/switch_default-e1704647837691.png)
PCを起動したときの詳細画面です。2~3秒おきくらいに情報が自動更新されます。下の電源ボタンを押すとプラグの電源が切れて、PCも即落ちします。
![SwitchBotプラグミニ詳細画面](https://joylog.jp/wp-content/uploads/2024/01/switch_detail.png)
消費電力ログ機能
今回、リモート操作ではなく以下のようなログを取りたいと思います。PCの電源が650wなので、普段どれくらいの消費電力なのか知りたいのが目的です。結果としては先ほどの詳細画面からゲーム中の消費電力が250~300w、ネットサーフィンやPC作業が100~120wということが分かったのと、ログから一時間あたりの消費電力が132wということが分かりました。
![](https://joylog.jp/wp-content/uploads/2024/01/switch_daily_power.png)
設定方法
このアプリ、日単位・月単位の消費電力は分かるのですが、時間単位までは刻まれていません(普通は要らない)。なので、合計を割り算して時間単位まで分かるように設定していきます。またアプリの仕様上、使用時間=プラグがオンの時間になるので、プラグとPCのオン/オフを何とか連動させてやります。具体的な方法は以下です。
デフォルト画面下部のオートメーションを押して条件とアクションを設定します。名称は任意です。以下の条件で一応連動します。スリープモードと再起動も特に問題なかったです。
![オートメーション設定](https://joylog.jp/wp-content/uploads/2024/01/switch_automation_setting.png)
PCの電源オンオフ方法
UEFI画面でRestore on AC/Power LossをOn (停電復旧時に自動起動する機能を利用します)
![UEFI画面設定画面1](https://joylog.jp/wp-content/uploads/2024/01/acpower1.png)
![UEFI設定画面2](https://joylog.jp/wp-content/uploads/2024/01/acpower2.png)
スマホアプリの電源ボタンをオン、または製品本体のボタンを押す
通常のWindowsシャットダウン操作。シャットダウンに続いてプラグ本体も自動でオフになります。ポンっと電源が切れる音がして、LEDが消灯します。
感想
スマートな使い方ではないですが、PC電源容量の目安として、現在の消費電力や時間あたりの平均的なものを知ることが出来たのは良かったです。同類の他社製品もあるので、1個単位で安く買えるならそちらでもよいかと思われます。ちなみに検証後は連動設定はオフにして、日々のログだけ取れるようにして使っています。通常操作しつつ、より精度を求めるのであれば、専用のワットチェッカーや機能搭載の電源といったものもあるようなので調べてみるとよいかもしれません。